【日日回顧録】今後の相場に強気説【昭和49年7月11日】

 「“キタハマ博士”が強気説」の大見出し。開票速報で自民党後退が伝えられ、東証ダウが棒下げとなり市場関係者に不安が走ったが、日本証券経済研究所大阪研究所長や野村証券常務、岩井証券社長、大阪屋証券専務ら“博士”が今後の相場に強気説。「ショックは終わった」「相場は方程式通り」「投資対象は株だけ」「来春V字型復調」と楽観的な見通し。「株価、上昇必至⁉」「今が仕込みどき」の文字が躍る。広告では西城秀樹と早乙女愛が主演した話題沸騰熱血純愛ドラマ「愛と誠」と研ナオコ主演の爆笑喜劇「にっぽん美女物語」が公開。

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