万博機運醸成に一役 OSK、レビュー上演をスタート

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 OSK日本歌劇団は14日、大阪府市などの共催を得て大阪市中央区のクールジャパンパーク大阪TTホールで「レビュー Road to 2025‼」の上演をスタートした。日舞と洋舞の2本立てで、100年を超えるレビュー集団の持てる力を存分に発揮。大阪・関西万博に向けた機運醸成に一役買った。

 府市、大阪商工会議所などで構成する大阪文化芸術事業実行委員会の文化芸術プログラムの一環として公演。第1部「春・夏・秋・冬」(山村友五郎さん演出)は日本の季節をテーマに、天神祭の場面などを盛り込んだ日舞、第2部「HEAT‼」(平澤智さん演出)は群舞の名場面「ジャストダンス」も披露し、“熱”のこもった洋舞のレビューとなっている。

 初日の開幕前には吉村洋文知事と横山英幸市長がステージに登場。吉村知事は「OSKの皆さんと一緒に大阪の良さを広げていこうという思いです。素晴らしい公演を期待している」とあいさつ。トップスターの楊琳さんは「大阪で生まれた歌劇団、大阪の文化としてOSKも精進して参ります」と高らかに誓った。

 公演は17日まで。

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