鳥取ディアーズ3年連続全国へ 中学女子軟式野球大会

 鳥取市鹿野町に活動拠点を置いて鳥取県東部を中心に結成し、今年創部5年目になる女子中学生の軟式野球チーム「鳥取ディアーズ」(総勢14人)は、岩美町であった「第8回全日本中学女子軟式野球大会県予選会」で勝利し、3年連続で県代表として全国大会の切符を手にした。

 予選会は2日にあり、県中西部で結成している鳥取ガーネットスターズと対戦し、鳥取ディアーズが12-0で制した。試合は初回に5点を先制した後も追加点を挙げ、投手陣は2投手の継投で相手打線をノーヒットに抑え込んだ。

 勝利したディアーズ主将の水本彩奈さん(湖東中3年)は「監督、コーチ、保護者の方々への感謝を胸に必ず1勝できるように頑張ります」。副主将の田中りなさん(江山学園9年)は「今年の鳥取ディアーズは一味違います。主砲の一振りを見せつけます」と抱負を語った。

 昨年の全国大会では、佐賀県代表の佐賀県中学生選抜女子クラブに0-3で敗れており、勝田正弘監督は「強敵ぞろいだが、3度目となる今年はチームの集大成でもある。最高の舞台で最高の仲間たちと思いっきりプレーしてもらいたい。“三度目の正直”に期待していてください」と意気込む。

 大会は8月17~23日に京都府内で行われ、鳥取ディアーズは同19日午前8時半から、京都市のアイアイ伏見桃山スタジアムで佐賀選抜-三重高虎ガールズの勝者と対戦する。

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