企画展「見る場所を見る3+」

企画展「見る場所を見る3+」

 親子で楽しむ映画の歴史に着目した企画展「見る場所を見る3+」が鳥取市富安2丁目の市中央図書館で開かれている。昭和期の映画と子どもの関連性を再現したイラストや映画パンフレット、スライド映写機など34点を展示している。31日まで。

 鳥取大准教授で映像作家の佐々木友輔さんと鳥取市在住のイラストレーターClara(クララ)さん、映画史を研究する神戸大大学院生の杵島和泉さんによる「鳥取の映画文化リサーチプロジェクト」の一環。

 イラストはクララさんが当時の資料を基に創作。鳥取市児童会館(1954年建設)の移動映画会用自動車を描いた「ぴょんちゃん号」などカラフルでポップな作品が目を引く。鑑賞ガイドでは鳥取における「移動する映画館」の役割や「東映まんがまつり」の変遷を考察している。

 24日午前10時半から16ミリフィルムのアニメ映画の上映会がある。杵島さんは「子どもの頃を思い出しながらイラストを含めて楽しんでほしい」とアピールした。

会場 鳥取市中央図書館
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