新型コロナ禍で中止が続いていた「大山町納涼花火大会」(町商工会主催)が、同町御来屋の御来屋漁港で4年ぶりに開催され、町内外から多くの見物客が集まった。
今回は例年より500発多い2500発の打ち上げ花火が、御来屋の夜空を焦がした。次々と打ち上げられる花火や仕掛け花火に、見物客から大歓声が上がっていた。
会場には綿菓子やいか焼きなどの露店も並び、家族連れや若いカップルなどが長蛇の列を作っていた。
この日、家族で鳥取に旅行に来ていた奈良市の川上幸文さんは「米子から倉吉に向かう途中で、たまたま通りかかった。間近で花火が上がり迫力があった。鳥取には温泉を楽しみに来たが、いい思い出ができた」と喜んでいた。
町内から親子で足を運んだ青木誠さんは「新型コロナ前は毎年、来ていた。久しぶりだったが、やっぱり花火はいいなと思った」と話した。