鳥取砂丘コナン空港とJR鳥取駅を結ぶラッピングバスのデザインが一新され、30日に運行を開始した。出発式があり、羽田便で到着した乗客や多くのコナンファンが詰めかけ、記念撮影やバスに乗車した。
鳥取空港の利用を促進する懇話会が運行するバス。利用者数はコロナ禍の2020~21年に1万人を下回ったが、昨年は2万人台に回復した。
人気アニメ名探偵コナンのラッピングは3回目で、費用は約350万円。新たなデザインは、カラフルな背景に、コナンに登場するキャラクターが明るく楽しい気分を演出している。
出発式で、懇話会の中山孝一幹事長が「長いコロナ禍を経て、街中を明るく彩るバスを愛していただければ」とあいさつし、乗客にオリジナルグッズなどの記念品を配布した。一目見ようと訪れた米子市西福原の砂川真樹ちゃん(4)は「コナンは格好いいから大好き」と見入っていた。