5年ぶり大舞台へ バレーボール小学生全国大会 住吉男子チームが出場

 7~10日に千葉公園総合体育館などで開かれる「第43回全日本バレーボール小学生大会全国大会」に、住吉小(米子市旗ケ崎5丁目)の児童らを中心に構成する「住吉男子チーム」が鳥取県代表として出場する。全国大会は16回目の強豪だが、コロナ禍では大会中止や練習環境の変化などに悩まされてきた。5年ぶりの全国大会出場で大舞台の経験者はいないが、選手らは練習に熱がこもっている。

 同大会はコロナ禍の影響で2020、21年が中止となり、同チームも臨時休校や体育館の使用制限などに直面。練習環境の確保に四苦八苦しながら、各家庭でトレーニングなどに励んできた。新型コロナが5類に移行した今年は週4日の練習でレシーブを重視しつつ基礎を磨き、6月下旬の県予選で全国大会への切符をつかんだ。

 全国大会には小学4~6年の11人が出場し、1回戦は熊本県、2回戦は山形県のチームと対戦する予定。選手らは「全国に行けてうれしい」と気合十分で、尾崎匠主将(11)は「ちょっと緊張しているけど、ベスト8を目指してみんなで楽しくやっていきたい」と意気込む。

 戸田雅巳監督(69)は「子どもたちは少ない練習時間で工夫して頑張ってくれた。全国大会では、前へとボールをつないでほしい」と活躍を期待した。

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