ハチミツ入りビール 倉吉の2企業が共同開発 8月3日 発売開始

 倉吉市東仲町のクラフトビール醸造所「倉吉ビール」(福井恒美社長)と、ナッツの蜂蜜漬けなどを手がける同市中江の「MY HONEY(マイハニー)」(麻田雄一社長)は7月28日、共同開発したハチミツ使用のホワイトビール「マヌカホワイトエール」をお披露目した。

 「健康的なビールを作りたい」という麻田社長の発案から計画がスタート。糖分を抑えるため、砂糖の代わりにニュージーランド産の高級ハチミツ「マヌカ」を使用し、すっきりとした甘みと苦みのバランスがよく、飽きのこない味に仕上がった。

 「ハチミツ」にちなみ、8月3日から発売開始。都市部の高級ホテルや倉吉ビールで提供するほか、瓶詰め商品(330ミリリットル、1980円)をマイハニーの通販サイトで販売する。

 完成を記念して試飲した倉吉市の広田一恭市長は「初めて飲む味。フルーティーでおいしい」と新たな特産品になり得るとして新商品に太鼓判を押した。福井社長は「健康的なビール。お酒を飲まない人にも楽しんでほしい」、麻田社長は「地域を盛り上げるため、飲んだ方が倉吉のファンになってもらえれば」と県外展開に力を入れる考えを示した。

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