”米子愛”満載です 「米子城もなか」発売 和菓子製造「いけがみ」

 餅や和菓子を製造販売し今年創業60年を迎えた米子市錦町2丁目の「いけがみ」が、米子駅の南北自由通路「がいなロード」の開通に合わせ、「米子城もなか」の販売を始めた。自分であんを皮にのせて食べるタイプで、つぶあんと抹茶あんの2種類。小森啓子社長(68)は「米子愛を込めた商品になった」と力を込める。

 1箱4セット入りで、もなかの皮は、米子城の3重4階の小天守をイメージ。あんは瓶詰めのため、賞味期限は6カ月間と日持ちがする上、皮もぱりっとして香ばしさを保つ。アイスクリームと組み合わせるなど、自分好みにアレンジして楽しむことができる。

 箱には同市灘町2丁目の絵師、松下順一さん(67)がデザインした米子城と北前船、朝日が昇る大山の絵をあしらい、米子城跡の四季折々の写真(岡雄一さん撮影)を配置したリーフレットを入れ、“米子愛”をアピールした。

 小森社長は「創業60年の年に記念となる商品ができた。JR利用客はじめ、多くの方に米子の土産物として親しんでいただけたら」と話している。

 ◇「米子城もなか」は1箱税込み1188円。JR米子駅の「シャミネ米子」や米子まちなか観光案内所などで販売。問い合わせは電話0859(22)7863。

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