乃木坂46岩本蓮加「アイドルは手を引っ張る、演技は握る感じ」

※インタビュー音声連動記事※

  •  「戦争の記憶と記録を語り継ぐ映画祭」でトークする岩本蓮加=東京都豊島区
  •  「戦争の記憶と記録を語り継ぐ映画祭」で登壇した岩本蓮加=東京都豊島区

 下記トークショー後に記者が行った岩本蓮加さんへの単独インタビューの音声を、ポッドキャスト番組「山崎あみ『うるおう』リコメンド」で聴けます。「うるりこ」で検索を。

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 東京・池袋の新文芸坐で開かれた第12回「戦争の記憶と記録を語り継ぐ映画祭」で、昨年3月に他界した俳優・宝田明さんの遺作「世の中にたえて桜のなかりせば」(昨年4月公開)が上映され、共に主演した「乃木坂46」の岩本蓮加(19)がトークショーに登壇した。

 岩本はアイドルとしてステージにいる時の自身は「少しでも夢や、つらいことがある人に、手を差し伸べて、引っ張る感じ」と言い、映画で演じる時は「伝える、寄り添う。共感を得てもらうので、手を差し伸べて握る、優しめな感じです」と独自の感覚を表現した。

 映画で共演した宝田さんは、幼少期を旧満州で過ごし、ハルビンで終戦。壮絶な体験をして命からがら新潟に引き揚げた。その体験は「世の中に―」のせりふにも反映された。

 岩本は「宝田さんが撮影中も何度か(平和への思いを)聞かせてくださって視野が広がりました」と改めて感謝。「(何気ない日常も)当たり前じゃないんだなと感じながら生きたいと思...

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