※葉名恒星監督と主演の平井亜門さんに取材した記者の詳しいお薦めトークをポッドキャスト番組「山崎あみ『うるおう』リコメンド」で聴けます。監督の一言もあります。「うるりこ」で検索を。
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愛する人に性欲を抱けない男と、夫からのセックスレスに悩む女のいびつな関係を描く映画「きみとまた」が18日から順次公開。葉名恒星監督は「性的な触れ合いはパートナーシップを構成する大切な要素。恥ずかしくても、互いの欲求について正直に話し合った方がいい」と話す。
物語は主人公まるおが映画製作のため、元恋人のアキに連絡を取るところから始まる。2人は6年前「好きなのに手を出せない」ことに悩んだまるおが別れを告げる形で破局。アキはその後、現在の夫と結婚したが、夫婦生活を拒まれて途方に暮れていた。子どもを望むアキはまるおに「精子が欲しい」と頼み込む。
まるおは「僕の分身と呼ぶべきキャラクター」と葉名監督。過去の苦い恋愛経験を基に「当時の気持ちを俯瞰して、自分なりの愛の形みたいなものを描きたかった」と製作のきっかけを明かす。
その「分身」を任されたのが、主演の平井亜門だ。「僕自身も10代の頃、好きな子を性的...