しずちゃん「コンプレックスで悩む人に」自伝的エッセー刊行

相方・山里亮太には渡さず

  •  自伝的エッセーに描いた直筆イラストの横に立つ山崎静代=さいたま市
  •  「コンビ結成20周年のちょうど良いタイミングで、本を出すことができてうれしい」と話す山崎静代
  •  著書を手にする山崎静代=さいたま市

 インタビュー音声の一部をポッドキャスト番組「山崎あみ『うるおう』リコメンド」で聴けます。「うるりこ」で検索を。

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 お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山崎静代(しずちゃん)が、初の自伝的エッセー本「5000グラムで生まれた女のちょっと気ままなお話」を刊行し、インタビューに応じた。体が大きいことに苦しんだ10代を振り返り「コンプレックスで悩んでいる人がいたら、そういう人に読んでもらいたい」と話す。

 半生で最も「暗黒」だった短大時代。コンプレックスを乗り越えられず、こじらせていたという。「その頃、お笑いに出合いました。自分の体の大きさが生かせる場面を知り、人生が変わった」

 相方となる山里亮太と出会い、2004年「M―1グランプリ」の準優勝を経て、映画「フラガール」での演技と、「流れに身を任せてなんとなく踏み出した」一歩から、俳優の道をも切り開いていく。

 12年ロンドン五輪出場を目指す「女子ボクシングの山崎選手」としての挑戦は、記憶に新しい。五輪出場内定を懸けた世界選手権での初戦勝利を「それまでの辛い練習も、涙も、痛みも、全部このためにあったんだ!」とつづる。相方やボクシング...

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