料理しながら環境保全学ぶ 鳥取 子どもら地産地消など意識

 料理体験をしながら持続可能な開発目標(SDGs)について学ぶ教室が9日、鳥取市片原5丁目のエネトピアプラザで開かれた。小中学生29人や保護者らが3部に分かれて、フードロスと地産地消を意識したお菓子作りや身の回りの環境保全の取り組みを学んだ。

 市がとっとり市民電力(同市五反田町)に委託して取り組む環境教育推進事業の一環。本年度から「学校」「地域」「家庭」を3本柱に、体験型の出前授業やイベントを通してSDGsの理解を深めてもらうことを目指す。

 クイズを交えた講義を終えた後、エプロンに身を包んだ子どもたちは、皮付きニンジンと県産の米粉を混ぜ合わせたマフィンを手作りした。焼き上がるまでの間、「リサイクルする」「コンセントをこまめに抜く」といった自宅でできるSDGs行動を集めたビンゴゲームを楽しんだ。

 姉妹で参加した津ノ井小6年の福田結衣さん(12)は「家で冷蔵庫を開ける時間を少なくすることを心がけたい。マフィンも簡単に作れて楽しかった」と笑顔を見せた。

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