浴衣着て茶道「おもてなし」 環境大と清州大が日韓交流

 韓国・清州(チョンジュ)市の清州大と鳥取環境大による短期文化交流プログラムが4年ぶりに開かれ、17日には清州大の学生らが環境大で浴衣を着て茶道に初挑戦した。

 鳥取市と清州市が姉妹都市提携を結んでいることから2007年に始まったプログラムで、両校から計30人の学生が互いの大学を訪れて語学や文化の違いを学ぶ。

 この日は環境大構内を見学した後、浴衣の着付けに挑戦した。環境大生も浴衣に着替えて手前を披露し、抹茶と和菓子でもてなした。

 清州大3年のキム・チウォンさん(22)は「抹茶を出す順番やたて方など勉強になった」と笑顔を見せ、環境大4年の橋本愛加さん(22)は「韓国では正座をせず、食事のときには食器を持ち上げないのがマナー。文化の違いに驚いた」と話した。

 清州大生らは白兎神社(同市)や白壁土蔵群(倉吉市)なども見学。22日からは環境大生が韓国に渡り、文化体験や特別講義の見学などを予定している。

この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事