東京と大阪を拠点に、CDデビューを目指すアイドルの卵「ジャニーズJr.」の約200人がライブを行い、東京ドームは歓声と熱気に包まれた。
「わっしょいCAMP! in Dome」は「KAT―TUN」の亀梨和也が演出を務め、大阪・京セラドームと合わせて4公演開催。計約20万人を動員した。構成は、多様な表現による伝統を重視。一方でインターネットでの生中継や、観客への一部動画撮影の解禁など、新たな道を切り開く姿勢を見せた。
この日は6~28歳までが出演。関西から参加した「Aぇ!group」の正門良規と、東京拠点の「HiHi Jets」の高橋優斗がMCを務めて引っ張った。
歌って踊るのが基本だが、ジャズ、バレエ、ヒップホップ、タップ、ブレイキン(ブレイクダンス)と、繰り出されるダンスは多彩だ。アクロバットやバンド演奏、寸劇、コントも盛り込んだ。
目を引いたのは、先輩の舞台での、お決まりの演出だ。中国の伝統芸能に由来する変面や、和太鼓など日本文化をモチーフにした一幕―。ライブだけでなく、舞台も自分たちの基盤であるとのメッセージが伝わった。
楽曲もジャニーズJr.の定番で構成。オープニングでは「タ...