鳥取市西品治の西品治児童館(水口稔館長)で、「かにっこ館がくるよー♪」と銘打って水にすむ生き物との触れ合い体験会が開かれた。地域の幼児や保護者、小学生など約50人が、サメやザリガニなどを手で触って、水に暮らす生き物と触れ合った。
昨年に続き2回目で、同児童館と西品治地域組織、ぴよぴよサークル、かにっこ館の4者の共同開催。
会場ではサメやウニ、ヒトデ、ヤドカリ、クロベンケイガニ、ザリガニなどを、それぞれの水槽で直接触れることができるように展示。かにっこ館の中倉義人さん、依藤葵さんは「地元の子どもたちに、水に暮らす生き物と触れ合ってほしい。タッチングのレギュラーメンバーの水棲(すいせい)動物を連れてきた。普段は見るだけの生き物に触れ、感触に驚いてほしい」と子どもたちにアドバイスしていた。
同児童館の水口館長は「今年は思ったより多くの参加者が来てくれた。夏休み中の子どもたちに、水に暮らす生き物に触れてみてほしい」と話した。
参加した5年生の岡崎日葵さん(10)は「ネコザメの背中はザラザラ、ドチザメは少しサラサラでかわいいと思った。ヒトデやウニなども、どこかで見かけたらしっかり観察したい」と楽しんでいた。