王様戦隊キングオージャー最新特撮スタジオに子ども招待 バーチャルプロダクション

  •  特撮番組「王様戦隊キングオージャー」の撮影スタジオでヒーローと一緒に撮影する子どもたち=東京都練馬区

 テレビ朝日系で放送中の特撮番組「王様戦隊キングオージャー」を撮影する最新鋭の機器を導入した東映東京撮影所(東京都練馬区)のスタジオにファンの親子が訪れ、ヒーローと一緒に写真撮影ができるイベントが開かれた。

 劇中に登場する五つの国を、「LEDウォール」と呼ばれる巨大なLEDパネルを使う撮影技術「バーチャルプロダクション」を用いて表現。撮影に使われるステージに子どもたちが上がると、5人のヒーローが次々に登場した。パネルの映像が切り替わってスタジオが別の国になるたびに、子どもたちから歓声が上がった。

 東京都葛飾区の坂本蒼太君(5)は「テレビの中に入ったみたい。とっても楽しかった」とうれしそうに話した。

 この撮影技術は、上映中の「映画 王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン」でも活用。従来の方法で不可欠だった、撮影後の背景合成などの処理が不要になった。

 東映は製作時間の短縮や経費の削減を見込み、2022年からの5年間で約20億円を投資。映画やテレビ番組などさまざまな映像を撮影していくという。

 イベントには、映画の親子ペア前売り券購入者の中から選ばれた10組の家族が招待された。

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