木村ひさし監督「元気が湧く痛快な物語」

「アバレンジャー」で特撮挑戦

  •  「爆竜戦隊アバレンジャー」の変身ポーズをまねる木村ひさし監督
  •  映画「爆竜戦隊アバレンジャー20th 許されざるアバレ」の一場面(☆(○の中に小文字のC)2023 東映ビデオ・バンダイ・東映AG・東映 ☆(○の中に小文字のC)東映)
  •  映画「爆竜戦隊アバレンジャー20th 許されざるアバレ」より。大友花恋が演じる五百田葵(☆(○の中に小文字のC)2023 東映ビデオ・バンダイ・東映AG・バンダイ・東映 ☆(○の中に小文字のC)東映)

 人気特撮シリーズの放送20周年を記念した映画「爆竜戦隊アバレンジャー20th 許されざるアバレ」が9月1日公開。木村ひさし監督は「久々に集まったアバレンジャーのメンバーが、地球のために戦う。見ると元気が湧く、痛快な物語です」とアピールする。(共同通信=高田麻美)

 敵の復活を受けて再集結したアバレンジャーを「最悪のヒーロー」と呼んで糾弾するのが、社会学者の五百田葵(大友花恋)だ。「戦い方が反社会的」という五百田の主張が広まり、世間から猛批判を浴びるようになったアバレンジャー。無事にピンチを切り抜け、地球を守り切れるのか?

 ドラマ「民王」や「99・9 刑事専門弁護士」シリーズの演出などで知られる木村監督。特撮は今回が初挑戦だ。「アバレンジャーが大好きで、いつか特撮をやりたいと思っていた。念願がかなってうれしい」と話す。

 撮影現場では、特撮を知り尽くしたスタッフが見せる「匠の技」に感銘を受けた。「ヒーロースーツを使ったアクションの見せ方、撮り方を学ばせてもらった。いつも以上に『みんなで力を合わせて作っている』という手応えがありました」

 お気に入りはクライマックスでアバレンジャーが名乗りを上...

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