アンガールズ田中「学校が全てではない」、初エッセー「ちょっと不運なほうが生活は楽しい」

  •  「ジャンガジャンガ」ポーズの田中卓志=東京都新宿区
  •  エッセー集を出版した田中卓志=東京都新宿区

 お笑いコンビ「アンガールズ」の田中卓志が初のエッセー集「ちょっと不運なほうが生活は楽しい」(新潮社、1595円)の発売を記念し、東京都内で取材会に登場した。

 相方山根良顕とのこれまでの歩み、亡き母が作ったお弁当の思い出や結婚などについて、笑いを交えながらつづった一冊。高校時代にいじめられた話は「夏休み明けとかに、登校に不安を感じている子たちに読んでほしいと思って書いた」と言い、「学校が全てではないと言ってあげたい。人生は長いから、どこかでつじつまを合わせられる瞬間があると思う」とメッセージを送った。

 一方で登校できている児童、生徒たちには「今のうちに勉強した方がいい」と説く。バラエティー番組「呼び出し先生タナカ」で司会を務めており、「出演している“おばかタレント”と呼ばれる人たちは、みんな『もっと勉強していれば良かった』って後悔しています。僕に呼び出されないようにしてください」と呼びかけた。

 プライベートでは1月に結婚。「結婚後、不運は減ったか?」との質問に「結婚してすぐに不運がありましたよ。『不細工ですけど結婚してください』ってプロポーズしたんですけど、ワイドショー番組の再現VTR...

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