松井玲奈、分厚い脚本に情熱感じた

映画「緑のざわめき」

  •  舞台あいさつに登場した松井玲奈=東京都渋谷区
  •  舞台あいさつに登場した(左から)夏都愛未監督、岡崎紗絵、松井玲奈、倉島颯良=東京都渋谷区

 映画「緑のざわめき」の初日舞台あいさつが東京都内で開かれ、俳優の松井玲奈、岡崎紗絵、倉島颯良と夏都愛未監督が登場した。

 福岡と佐賀を舞台に、バラバラに暮らしていた異母姉妹3人が出会い、手を取り合って自らの居場所を切り開いていく姿を描く。当初の脚本は上映時間約4時間の大作で、主人公響子役の松井は「すごく分厚くて(3部作映画)『ロード・オブ・ザ・リング』かと思うぐらい。夏都さんの情熱を感じながらページをめくっていました」と語った。

 岡崎が演じた菜穂子は、異母姉とつながろうとストーカーをする役。「松井さんは楽しくお話ししていても、その奥深くに何があるんだろうと探りたくなるような神秘的な存在。菜穂子の気持ちが分かるというか、ストーカーのお芝居にも反映できてやりやすかったです」とほほ笑んだ。

 松井は、もう一人の異母妹杏奈役の倉島が見せたプロ魂に圧倒されたという。「撮影中、倉島さんのまぶたに、でっかい虫が止まったのに芝居をやめないんです。倉島さんの集中力もすごいし、カットをかけない監督もすごい」と興奮気味に明かした。

 倉島が「監督がOKと言うまでは、頑張って目を開けていようと思っていました」と振...

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