上野の森美術館(東京都台東区)などで10月から開催される展覧会「モネ 連作の情景」の発表会が都内で開かれ、ナビゲーターとして音声ガイドに初挑戦する俳優の芳根京子が登場した。
展覧会では、印象派を代表する画家の一人、クロード・モネの多彩な連作を含む60点以上の作品を展示する。
ナビゲーターを依頼された際、芳根は「アートに詳しいわけではないのにどうして私なんだろう。大丈夫かなと思いました」と告白。しかし「アートをもっと知りたい、触れたいという気持ちはずっとあったので、今回飛び込ませてもらいました」と話した。
音声ガイドの収録を前に、芳根はフランスに渡ってモネにゆかりのある地を訪問。「モネが見てきた世界、描いてきた世界をたくさん見せてもらった。モネの造り上げたジヴェルニーの庭は、派手なわけではないけれど美しい。すごく不思議な気持ちになりました」と振り返った。
展覧会について「世界中から集められたモネの絵が、一度に同じ場所、しかも日本で見られるのはすごく楽しみ。絵を見る方に寄り添うような音声ガイドを心がけて、モネの絵が好きだなと思ってもらえたらうれしいです」と抱負を語った。
同展覧会は上野の...