鳥取県内各地に、カメのように見える石が点在していることをご存じだろうか。あるカメは石垣の中に、あるカメは静かな山の中に、あるカメは荒波の日本海に、ひっそりと潜んでいる。鳥取の「三大亀石」（？）の歴史をそれぞれ調べてみた。
鳥取市青谷町蔵内には、観音堂の石垣の中に造られた大きな亀石がある。石垣をのそのそと、よじ登っているように見える。
石は甲羅部分が縦約１・５メートル、横約１メートルの大きさで、５０センチほどの頭や足、尾がある。頭は歯や角がついており、獅子頭のようだ。
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