古代米や踊り楽しむ 小代で4年ぶり萩まつり

 秋分の日の23日、香美町小代区広井の体験施設古代体験の森で「萩まつり」が開かれた。来場者は、ハギの鑑賞や地元住民による出し物、古代米の試食などを楽しみながら交流を深めた。

 施設の散歩道沿いに植えられたハギの開花に合わせた恒例のまつりで、新型コロナウイルスの影響による中断で4年ぶり。今年は開花が遅く数は少ないが、かれんな赤紫の花が顔をのぞかせている。

 特設ステージでは近隣住民らがカラオケや踊りなどを披露した。新温泉町のオカリナグループ「たんぽぽ」は森にちなんだ4曲を演奏。来場者は、口ずさむなどして秋空の下でゆったりとしたひとときを過ごした。

 このほか古代米のおにぎりの振る舞いやとち餅などの販売もあった。

 初めて訪れたという豊岡市日高町土居の小学6年、尾崎百香さん(12)は「昔にタイムスリップしたみたいで面白い。古代米も思ったよりおいしかった」と笑顔で話した。

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