餌「凶作」でクマ注意「来月以降、急増の可能性」 対策は?

  • カキの木に登るクマ。今秋はドングリ類の実りが悪く、例年以上に人里への出没に注意が必要だ=昨年8月、豊岡市但東町(県森林動物研究センター提供)

 兵庫県森林動物研究センター(丹波市)は、ツキノワグマが餌とするドングリ類の県内の豊凶調査の結果をまとめた。6段階で評価し、今秋は県内全域で下から2番目の「凶作」に。冬眠前のクマが餌を求めて人里へ出没する可能性が平年よりも高くなることが予想され、注意を呼びかけている。

 同センターによると、樹種別のドングリの実り具合はブナが大凶作、コナラが豊作、ミズナラが大凶作。特に美方郡は3種類とも実りが悪い状況という。

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