見応えの70点一堂に 山陰新協展開幕

 「’23山陰新協展」(山陰新協美術会主催)が29日、米子市美術館で始まった。同会の創立40周年を記念した同展では、絵画、彫刻、工芸、写真の各分野の作品約70点を展示。記念展にふさわしい見応えのある内容となっている。10月3日まで。入場無料。

 奥入瀬の雄大な自然を描いた中野勝喜同会代表(日吉津村)の作品をはじめ、会員らの近作などを披露。創立40周年を記念し、故田中重利初代代表(米子市)の風景画、クロード・モネの複製画も特別展示されている。

 同展は、山陰新協美術会員の力作に触れることができる数少ない機会。会員の高齢化で毎年春に開いていた全国巡回展は昨年が最後となったが、秋の山陰新協展は継続されている。

 中野代表(85)は「40周年という節目の年。会員がつないできた思いや作品を楽しんでほしい」と話した。

 ※この記事はインターンの学生が取材しました。

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