ご当地食、地銀が紹介 東京でイベント 鳥銀、合銀関係38社出展

 全国の地方銀行が紹介する食品事業者を集めたイベント「地方銀行フードセレクション2023」(同実行委員会主催)が3、4両日、東京・有明の東京ビッグサイトであり、鳥取銀行、山陰合同銀行両行の取引先企業が、来場した百貨店やスーパーなどのバイヤーに自社商品を売り込んだ。

 全国の地方銀行を通じて地域産品を発掘し、販路開拓を支援する催しで、今年で18回目。今回は鳥銀から28社、合銀から10社がブースを出展。両行の各企業担当者も上京し、法被姿で商談を後押しした。

 各ブースではカニや水産加工品、地酒、キクラゲといった鳥取定番の産品が並んだ一方、お茶やハチミツといった変わり種も。バイヤーらは試食や試飲を通して企業担当者と話したり、名刺交換したりして取引の可能性を探っていた。

 鳥銀の紹介で初出展したという食品製造「はりまや」の桐谷竜平さんは「コロナ禍も落ち着き、発信の場を探っている中で良い機会だった。バイヤーさんの声が直接聞け、情報交換もできてありがたい」と話した。

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