“映えスポット”制作中 階段アートで町魅力発信 若桜学園生徒ら

 地域の魅力をPRしようと、若桜町浅井の若桜学園の7年生14人が「階段アート」の制作に取り組んでいる。12日には生徒がアルミ複合板に描いた下書きに色とりどりのペンキを塗り重ねていった。11月中旬までに同町若桜の中之島公園に設置する予定。

 一目で若桜町の魅力を知ってもらえるような写真スポットを作ろうと、今年1月の「若桜子どもシンポジウム」で生徒が町に提案したのがきっかけで実施した。

 縦182センチ、横273センチの板に桜の木や夏山、紅葉、スキー場など四季折々の町を表現。中央には大きく若桜鉄道のSLを描き、色鮮やかで目を引くデザインになっている。デザインが完成したら階段の幅に合わせてカットし、設置していく。

 この日はブルーシートの上に板を乗せ、和気あいあいとした雰囲気の中色塗りに取り組んだ。福間恋色さん(12)は「細かいところを塗るのが苦労した。完成が楽しみ」と笑顔。瀬戸奏美さん(13)は「見る人に若桜の魅力が伝わればうれしい」と話した。

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