身近な行政の制度や行政相談委員の仕事について理解と関心を深めてもらおうと、鳥取行政監視行政相談センターは、鳥取大で出前講座を開いた。約50人の学生が受講した。
「アルバイトの研修中は、時給が最低賃金より低くてもしょうがない?」など学生にとって身近な問題をクイズ形式で紹介。行政相談委員として智頭町で活動する安住博幸さんが、委員活動の内容ややりがいについて語った。
地域学部地域創造コース2年の藤井純也さん(20)は「身近な内容で相談できると知り、自分たちの生活を見直してみようと思った」と振り返った。同コース2年の影田れいさん(20)は「若者から行政への改善案が出ていないと聞き、若者もアイデアを出していくことが大事だと考えた」と話した。