9月に発足した第2次岸田再改造内閣で自民党の舞立昇治参院議員(48)=鳥取・島根選挙区、2期=が農林水産政務官に就任した。舞立氏は本紙の取材に対し、「地元や国の農林水産業の発展に全力を尽くしたい」と意気込みを語り、食料安全保障を重要テーマに挙げた。舞立氏に抱負や農林水産業の課題、展望を聞いた。
―就任の心境は
「内閣府に続いて5年ぶり2回目の政務官。農林水産分野はなりたいポストの一つだった。参院農林水産委員会の筆頭理事や自民党水産部会長の経験を生かして地元や国の農林水産業の発展に全力を尽くしたい」
―農林水産政務官の仕事内容は
「大臣を副大臣と共に支える。大臣が出席できない会合に省を代表して出席し、解説したり、国会で答弁したりする。農林水産委員会以外の委員会での答弁は副大臣や政務官が対応することになる。週末は副大臣、政務官の誰か一人が東京に残って万一の災害時の対応に備える。今までより地元に帰る機会は少なくなるが、今はリモートも発達しているので東京にいても地元のために仕事はできる」
―取り組みたい政策は
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