私は大の読書好きで、毎日どこに行っても片手には本を手放せない。移動の電車の中、ちょっと空きができた休憩時間。私が1日の中で一番大事にしている時間が、家に帰り、お風呂につかりながらの読書の数時間なのだ。なので1週間で多い時には4冊ほど読むこともある。
読む本の種類は時代物からホラーやミステリー、純粋な青春恋愛小説までさまざまだ。それも、機械が苦手なので紙の本オンリー。どうも電子書籍は目が痛むし、内容に集中できず入り込めない。あの、1ページ1ページをめくっていく感覚、紙質が大好きなのだ。
本屋さんに行って選ぶ基準というのも特になく、新刊や各カテゴリーのコーナーに行って、平積みされているものの中から、なんとはなしに目に入ったものを手に取り、あらすじを読んで気に入りそうならとりあえず買っておく。また、一度読んで好きだった作家さんの本は大体全部買ってしまう。
そうして選んでいると、よく目に付くのが一冊一冊に付いている帯や、店頭のポップの文句だ。これはいろんなカテゴリーの本にあるが、特にミステリー系に多い文句として「ネタバレ厳禁!!」というのがある。また「衝撃のラスト!」や「大どんでん返しの結末...