水責め、睡眠妨害…テロ組織幹部への拷問で問われた米国の「正義」

愛用のG-SHOCKを外して入った機密だらけの軍事法廷には独特のルールが【グアンタナモ報告・後編】

  •  左は2012年に公開されたハリド・シェイク・モハメド被告(弁護団提供、共同)、右は2003年3月の同被告(AP=共同)
  •  グアンタナモ米海軍基地で、被告らが当初収容された施設の跡地=10月1日(共同)
  •  グアンタナモ米海軍基地で特別軍事法廷がある区画に掲げられた星条旗=10月1日(共同)
  •  グアンタナモ米海軍基地の特別軍事法廷がある区画。キャンプ・ジャスティス(正義)と名付けられている=10月1日(共同)
  •  グアンタナモ米海軍基地の特別軍事法廷がある区画。有刺鉄線の奥に法廷の建屋があるが撮影は許されない=10月1日(共同)

 民主主義や人権の擁護を掲げる米国はかつて中央情報局(CIA)による拷問を容認していた。2001年の米中枢同時テロ後に拘束した国際テロ組織アルカイダ幹部らから情報を聞き出すため、水責めや睡眠妨害といっ...

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