鳥取商業高が文科大臣表彰 「学校保健と学校安全」学校保健分野 県内で初選出

  • ゆで卵や鳥のささみなどタンパク質を多く含む食材で、コンテストに出品する「朝タン」メニューを試作する生徒ら=8日、鳥取市湖山町北2丁目の鳥取商業高

 2023年度の「学校保健と学校安全 文部科学大臣表彰」の学校保健分野の学校表彰に、県立鳥取商業高校(高垣知博校長)が選ばれた。県内の高校が選ばれるのは初めて。学校や保護者、地域の医療関係者が連携し、生徒の基礎体力向上や感染症・けが予防の取り組みをコロナ禍でも継続したことが高く評価された。

 同大臣表彰は、学校保健や学校安全の向上に成果を挙げた個人や団体、学校をたたえるもので、本年度は学校保健分野の学校表彰に全国12の小中高校が選ばれた。

 鳥取商業高は長年にわたり心身の健康教育を積極的に推進。12年に復活させた学校独自の健康体操のほか、集団行動や約30キロの強歩大会を継続し、生徒の基礎体力と人間関係の向上に努めてきた。20年にも日本学校保健会主催の全国健康づくり推進学校表彰で、県内高校初の最優秀賞に輝くなど、学校を挙げての保健教育の取り組みが高く評価されている。

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