優しい風合いで生徒が描く作品 倉吉で高城・灘手水彩教室作品展

 倉吉市宮川町のコミュニティプラザ百花堂で、「高城・灘手水彩教室作品展」が開かれている。電車とアジサイ、大根とスーパーはくとなどの風景画、花や果物の静物画が優しいタッチで描かれ、来場者の関心を引いている。21日まで。

 同市在住の林本豊さん(70)が講師を務める教室の作品展。生徒16人の作品21点と、林本さんの賛助作品1点の計22点を展示している。

 独学で水彩画をやってきた林本さんは、筆を持つのは中学生以来という生徒たちに、自身の経験を基に描きやすい手順で教えているという。

 生徒の水彩画歴は2年半~5年。宮川八重子さん(80)は旅行の思い出の「鳴門の渦潮」を描き、笠見満隆さん(66)は大日寺の大イチョウの木で時の流れを表した。林本さんは「何を描きたいのかが一番大事」と話し、生徒たちの思いを大切にしている。

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