税金について親子で学ぶイベントが18日、米子鬼太郎空港(境港市)の税関検査場であり、鳥取県西部の小学5、6年生と保護者の計23人が税金の役割や税関の仕事に理解を深めた。
「税を考える週間」(11~17日)に合わせ、米子法人会が米子税務署と神戸税関境税関支署の協力で開催。税務署職員は税金の種類や使い道などを問うクイズを出題し「税金はみんなの生活で最低限必要なものに使われる」と説明した。
子どもたちは入国者の模擬検査を体験。スーツケースを開いて隠された模擬薬物を捜し出したり、エックス線や金属探知機を使ってかばんを検査したりした。
名和小5年の橋本雄太君(11)は「(模擬薬物が)意外なところに隠してあって、捜すのは難しかった。税関の仕事は大変だと思った」と話した。