A級戦犯はなぜ太平洋に散骨されたのか。75年前の極秘文書発見

アメリカ軍は「超国家主義」の復活を恐れていた

  •  A級戦犯の遺骨を太平洋に散骨した理由を記した米軍の公文書(米国立公文書館新館所蔵)
  •  東条英機元首相
  •  連合国軍総司令部(GHQ)のあった第一生命ビル=1946年
  •  米国のデーリー・ニューズ社から入手した写真。ナチス・ドイツの戦犯を裁くため、ドイツで開かれたニュルンベルク裁判=1945年11月(AP)
  •  GHQが軍国主義の象徴とみなした靖国神社を見物する進駐軍兵士の一団=1945年9月12日、東京都千代田区

 「極秘」のスタンプが押された75年前の米軍公文書が見つかった。そこには、極東国際軍事裁判(東京裁判)で死刑となった東条英機元首相らA級戦犯の遺骨を太平洋に散骨した理由や経緯が記されていた。「英雄や受...

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