サッカーJ3のガイナーレ鳥取は24日、増本浩平監督(41)が契約満了に伴い今季限りで退任すると発表した。今季の残り2試合は指揮を執る。後任は未定。
神奈川県出身の増本氏は今年6月、成績不振を理由に解任された金鍾成(キンジョンソン)前監督(59)の後任としてヘッドコーチから昇格した。対戦相手の分析に優れた頭脳派で、指揮した22試合は10勝7分け5敗(今季通算13勝13分け10敗)。20チーム中18位に低迷したチームを一時は5位まで浮上させた。第36節終了時点で8位につけている。
増本氏は選手として2005年から4年間活躍し、21年にヘッドコーチに就任した。クラブを通して「志半ばではありますが、離れなければならなくなりました。ガイナーレには無限の可能性があり、今後さらなる高みに進んでいけると確信しています」とコメントした。
サッカーJ3ガイナーレ鳥取から増本浩平監督の今季限りでの契約満了が発表された24日、サポーターからは「どうして」「残念」と退任を惜しむ声が上がった。