倉吉出身、「ブギウギ」脚本家 足立さん特別展に熱視線 「あげい祭」大盛況

 「第37回あげい祭」(実行委員会主催)が1週間にわたり、倉吉市大平町の上井コミュニティセンターであった。NKH朝の連続テレビ小説「ブギウギ」の脚本担当で、同市出身の足立紳さんのポスターや台本の特別展のほか、地域住民の作品展示や屋台の出店もあり、会期2日目は、千人以上の来場者でにぎわった。

 「アフターコロナ 地域の活力と絆を再確認」をテーマに開催。足立さんは同センターエリアの河北地区出身で、第39回日本アカデミー賞の最優秀脚本賞を受賞。脚本のほか映画監督や小説家としても活躍中。

 会場には、地元の児童や生徒、地域住民の絵画や手芸、木工作品などが並び、屋外では、河北中吹奏楽部の演奏や地域住民のコーラスなどが披露された。

 屋台や飲食ブースもコロナ禍前のにぎわいを取り戻し、福引きやバルーンアートなどもあり、地域住民が楽しんだ。

 上井地区振興協議会の生田均会長は「住民の出会いの場を提供しようとコロナ禍でも工夫し、中止せずに開催してきた。地域の自治公民館関係者や給食ボランティア、児童センター職員など多くの方の協力に感謝している」と話した。

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