米子市皆生温泉の米子市観光センター内の足湯のそばで、井戸端会議「ぺちゃくちゃかいけ」が開かれた。未来の皆生温泉を想像した4メートルを超える巨大模型が公開され、参加者は巨大模型を囲んで、より良い皆生温泉について話し合った。
ぺちゃくちゃかいけは、皆生のまちを楽しいまちにしていく作戦会議と位置付けて、皆生温泉のまちづくりを官民で進める「皆生温泉エリア経営実行委員会」(伊坂明会長)が開催している。
今回は、皆生温泉のエリアで重要な通りである海沿いの遊歩道と四条通りを「Т」の字に見立てて設定した「皆生のТライン」をテーマに協議。より居心地の良い皆生温泉について考えた。
会場に設けられた巨大模型は、200分の1のスケールで、実際には無い海岸に伸びる桟橋なども設定し未来を想像しやすいようにと作られており「妄想模型」とネーミングされた。
模型を作成した東京都の設計領域(吉谷崇代表取締役)の山田幸長さんは「参加者の意見をもとに模型をさらにブラッシュアップさせたい」と話した。