企業と福祉の架け橋に 障がい者専門情報誌 「助っ人」鳥取版創刊

 「障がい者専門情報誌-助っ人」の鳥取版が創刊された。鳥取県西部の就労継続支援事業所の紹介、障害を抱えながら仕事に励む人の思いや相談支援専門員のインタビューなどを盛り込んでおり、「企業と福祉の架け橋」を目指している。

 米子市の山陰ソーシャルコミュニケーション(山中裕二社長)が発行。山中社長はNPO法人山陰福祉の会の理事長を務めており、既に徳島県で同名の情報誌を発行する障害者雇用コンサルティング会社代表の監修を受けて製作委員会が編集した。

 県西部の事業所の作業内容や時給を紹介。A型事業所とB型事業所の違い、相談支援専門員からのアドバイス、注意欠陥多動性障害(ADHD)を抱えながらサウナ熱波師として一般就労する男性の歩みや思いなどを掲載している。山中社長は「障害のある人にはなかなか情報が届きにくい。支援の制度や仕組みをぜひ知ってほしい」と話す。

 B5判、27ページ。季刊。300円。今井書店などで扱っている。

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