宇宙空間をイメージ あすから鳥取砂丘イリュージョン

 冬の鳥取砂丘をイルミネーションの光で彩る「鳥取砂丘イリュージョン」(実行委員会主催)の試験点灯が7日夜、鳥取市福部町湯山の鳥取砂丘であった。今年は、宇宙事業の地域産業化を目指す鳥取県をイメージし、約45万球の発光ダイオード(LED)電球で、宇宙旅行をテーマにした世界観を演出。9日に開幕し、24日まで毎日午後6時~同9時に点灯する。

 砂丘入り口の階段脇斜面(横幅30メートル、高さ14メートル)に、土星や火星、月などの天体や、ロケットにそりを引かせるサンタが登場。斜面上部には内側から映像を投映する半球状の透過フィルムが設置され、宇宙空間に浮かぶ地球を再現した。

 階段上には、全長約30メートルの光のアーチを4年ぶりに設置。落合久美事務局長は「壮大な宇宙空間と夜空に広がる星空を見て、コロナ禍の閉塞(へいそく)感を吹き飛ばしてほしい」と語った。

 新型コロナ感染対策で、昨年は中止していた飲食ブースなども復活。土、日、祝日にはJR鳥取駅と砂丘会館(同市福部町湯山)を結ぶ有料のシャトルバスが運行される。

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