新型コロナ感染症の5類移行で行動制限が大幅に緩和されてから、初めて迎えるクリスマスが目前となった。今年はクリスマスイブが日曜に当たるカレンダーとなっているが、コロナ禍を経て、一大シーズンイベントの過ごし方に変化はあったのか。
丸由百貨店(鳥取市今町2丁目)では、1階化粧品売り場でプレゼントを選ぶ男性客やカップルの姿が目立ち、クリスマスムードが高まっている。同店によると、来店者数はコロナ禍前に戻りつつあるが、クリスマスギフトとして動いているのは1万円前後の化粧品など、全体として単価がやや低めの商品だという。担当者は「物価高を反映して、プレゼントの予算も抑え気味」と推測する。