【ぷらっとTOKYO】「信濃町」

古典ピアノの音色聞かせる

  •  民音音楽博物館で展示されているオルゴール=東京都新宿区
  •  民音音楽博物館の外観=東京都新宿区
  •  モーツァルトが晩年愛用したピアノと同型とされる「アントン・ワルター」=東京都新宿区
  •  須賀神社男坂で写真撮影を楽しむ、映画「君の名は。」のファンら=東京都新宿区
  •  須賀神社の境内=東京都新宿区

 慶応大病院や信濃町煉瓦館など、周辺の建物が印象的なJR信濃町駅。駅近くの民音音楽博物館や、人気アニメ映画「君の名は。」のファンが集う「聖地」を巡った。(共同通信=鈴木賢)

 外苑東通りを北へ5分ほど歩いて民音音楽博物館へ。2022年にリニューアルオープンした。1、2階が展示フロアだ。「オルゴールなどの自動演奏楽器や、16世紀から各年代の鍵盤楽器を集めた古典ピアノ室が人気です」と職員の伊藤瑠里奈さんが教えてくれた。

 古典ピアノ室では、スタッフの演奏者が1時間に1度、それぞれの楽器とゆかりの深い音楽家の説明を交えて約15分間実演。モーツァルトが晩年に愛用したピアノと同型で、演奏可能なものは世界に4台のみという「アントン・ワルター」などの音色を聞かせる。

 他の展示室では、世界各地の民族楽器約70点を公開している他、企画展「平和構築の音楽」(24年6月30日まで)を開催。訪れると、古い音楽に親しみを抱くだろう。

 伊藤さんに勧められ博物館のはす向かいのビルにある、タイ料理の人気店「メーヤウ」で、グリーンタイカレーを注文。ココナツミルクの柔らかな風味に青唐辛子の刺激がほどよく絡み、体がぽかぽかと温...

残り 290 文字
このページは会員限定コンテンツです。
会員登録すると続きをご覧いただけます。
無料会員に登録する
会員プランを見る
会員登録済みの方
この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事