最優秀にめんつゆ炒め 奥ひの青パパイヤ料理コンテスト 米子の門脇さんが考案

 日野町で生産されている青パパイアを食材に使った料理コンテスト「第1回奥ひの青パパイヤ料理コンテストin日野町」の実食審査が19日、同町根雨の町山村開発センターで開かれた。米子市祇園町2丁目、門脇沙織さん(33)の「青パパイヤのめんつゆ簡単炒め」が最優秀に選ばれた。

 手間がかからず耕作放棄地でも栽培できると3年前から同町で青パパイアの生産が始まり、今では約10軒の農家が計約500本の青パパイアの木を育てている。果実はトウガンのような食感で味はほとんどなく、売り場では「食べ方が分からない」との声を、客からよく聞くという。

 コンテストは、奥ひの青パパイヤ研究会などが、手軽においしい料理レシピで青パパイアを普及させようと企画。町内外から9件の応募があった。

 実食審査では、書類審査を通過した3品のレシピをそれぞれ調理。「簡単に調理できるか」「パパイアが使われていると分かるか」などが審査され、青パパイアとピーマンをごま油で炒めた門脇さんのメニューが高評価を得た。

 応募があった全料理のレシピは、町のホームページで紹介する予定。同研究会の川北晧貴会長は「レシピを付けて販売し、特産品として日野町の青パパイアを印象付けたい」と話した。

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