【東日本大震災12年】命救ったケヤキ、物語に

記憶未来へ、世代超え合作 住民8人、津波から守る

  •  「ケヤキの想い」を朗読する小野寺敬子さん=10月、宮城県気仙沼市
  •  津波に襲われ、ケヤキにしがみつく住民を描いた挿絵
  •  東日本大震災の津波に耐え、住民8人の命を救ったケヤキ=18日、宮城県気仙沼市
  •  ケヤキの下に集う人々を描いた挿絵
  •  「ケヤキの想い」を執筆した小野寺敬子さん(左)と挿絵を描いた菊田美怜さん=10月、宮城県気仙沼市

 東日本大震災の津波に耐え、枝に登った住民8人の命を救ったケヤキが宮城県気仙沼市にある。その事実を残そうと、木を主人公にした物語が作られた。筆を執ったのは、震災で父を亡くした女性。そして挿絵を描いたの...

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