フランク・ロイド・ライト肉筆図面を展示 帝国ホテル2代目100年記念

  •  帝国ホテル2代目本館(東京、日比谷)第2案 1915年横断面図(コロンビア大学エイヴリー建築美術図書館フランク・ロイド・ライト財団アーカイヴズ蔵)
  •  クーンリー・プレイハウス幼稚園の窓ガラス(1912年ごろ、豊田市美術館蔵)

 近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトが手がけた帝国ホテル2代目本館の完成100年を機に、本人のドローイング(図面)を中心にその建築を探る「フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」展が、東京都港区のパナソニック汐留美術館で、2024年1月11日~3月10日に開催。

 見どころは建築家の思想を伝える肉筆図面39点。中でも大作・帝国ホテルは図面だけでなく写真や家具、テラコッタなどの資材を展示し多面的に紹介する。100年前に作られた模型の複製も最新技術で制作し、公開。

 近代的な教育理念に基づく幼稚園建築にも触れられるほか、一般的で安価な「ユーソニアン住宅」の原寸モデルでその空間の一部を体験できる。

 一般1200円、中学生以下無料。

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