近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトが手がけた帝国ホテル2代目本館の完成100年を機に、本人のドローイング(図面)を中心にその建築を探る「フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」展が、東京都港区のパナソニック汐留美術館で、2024年1月11日~3月10日に開催。
見どころは建築家の思想を伝える肉筆図面39点。中でも大作・帝国ホテルは図面だけでなく写真や家具、テラコッタなどの資材を展示し多面的に紹介する。100年前に作られた模型の複製も最新技術で制作し、公開。
近代的な教育理念に基づく幼稚園建築にも触れられるほか、一般的で安価な「ユーソニアン住宅」の原寸モデルでその空間の一部を体験できる。
一般1200円、中学生以下無料。