俳優の村井良大さんが自身の体験や作品への思い、これからを語る連載（全５回・木曜更新）の第３回。（※トーク音声連動記事です。末尾をご覧ください）
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子どもの頃から心を奪われてきたのが、ロバート・ゼメキス監督の映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」（略称ＢＴＴＦ）です。朝起きるとビデオをつけ、テープがすり切れるほど繰り返して見ました。
音楽、キャラクターの魅力、物語の面白さなど全てが完璧で完成度が高い。テンポも見事で、公開から４０年近くたちますが、古さを感じさせません。「ヒューイ・ルイス＆ザ・ニュース」の主題歌を聞くと細胞が喜びます。
映画の中でタイムマシンとして登場した乗用車「デロリアン」に引かれて、基になったスポーツカー「ＤＭＣ―１２」の購入を検討しました。ただ仕事に向かう最中に、映画で描かれていたようにエンジンが故障したら困るなと不安になったこともあり、断念しました。
映画がミュージカル化され、英米両国で上演中です。２０２３年、ロンドン・ウエストエンドに見に行きました。映画と同じ音楽を使っていたので当然、僕の細胞は大喜び。エンターテインメント性に優れた作品で、客席も大...
