因幡の白兎ちなんだカプセルトイが登場 鳥取市ふるさと物産館

 鳥取市観光コンベンション協会(同市末広温泉町)が「因幡の白兎」にちなみ、智頭杉の「木製お守りスタンド」と「月うさぎ根付」のカプセルトイを制作、販売している。かわいらしいウサギなど細部の作りにこだわり、お守りを供えるとミニ神棚としても活用でき、話題を呼んでいる。

 高さ約6センチのお守りスタンドは、因幡の白兎が住む空想の「うさぎ神社」が舞台で、ウサギと鳥居、背景などのパーツを組み立てて完成する。春夏秋冬の全4種類あり、桜やアジサイ、紅葉、雪の結晶などがデザインされている。1個500円。

 根付(縦3センチ、横2・5センチ)は、三日月や満月、流れ星などの形に造形された木材にウサギが寄り添う。全5種類で、月の光のような輝きが特徴の「ムーンストーン」も付いている。1個300円。

 鳥取県と地元生産者の技術をPRできる商品の開発が目的。国産材で木材雑貨を製造する「ASN(アスナ)AR(ロ)O」(智頭町郷原)が智頭杉をレーザー加工した。市ふるさと物産館(同市末広温泉町)にカプセルトイ機が設置してある。

 同協会の山根聖輔さんは「カプセルトイとは思えないほど作りが細かい。鳥取のことを知ってもらえるきっかけになれば」と話した。

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