辰年限定 龍神の御朱印 日南町の解脱寺が作製

 西日本最大級の龍神(りゅうじん)の天上画がある解脱寺(日南町下阿毘縁)は、来年のえとの辰(たつ)にちなみ、同寺にある天上画の龍神がプリントされた御朱印を作製した。来年1月1日から12月31日までの1年間限定で配布する。

 同寺は1650年に開創し、日蓮聖人自作の像があることから地元では「高祖さん」と親しまれている。祖師堂にある龍神の天上画は畳約65畳分の大きさ。紺綬褒章を受けるなど著名な日本画の満田彗峰(みつだせいおう)さんが2010年に制作した。「輪廻転生(りんねてんしょう)」を9体の龍で表現している。

 御朱印は縦15センチ、横10.5センチ。9体の龍神のうちの1体と、黄金に輝く宝珠があしらわれている。奉納金は1枚500円。

 生田竜聖副住職(57)は「御朱印をきっかけに多くの人にお参りに来ていただき、辰年のご利益を頂いてほしい」と話した。

 同寺では、併せて龍神画がモチーフのアクリルスタンドの製作も進めている。

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