俳優の村井良大さんが自身の体験、作品への思い、展望を語る連載(全5回・木曜更新)の第4回。(※トーク音声連動記事です。末尾をご覧ください)
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ミュージカルに多く出演していますが「仮面ライダーディケイド」やドラマ「教場」などテレビ番組にも出演してきました。
人生で大きな転機となったのが、2015年に初出演した米ブロードウェー発のミュージカル「RENT」です。ニューヨークを舞台に、エイズやドラッグの問題に直面する若者たちの群像劇。そこで歌に向き合いました。
「歌で食べられるようにならなくてはいけない」との決意に至り、トレーニングしました。自分の声を研究し、役に合わせて鍛えた結果、低い声になっていきました。
「ミュージカルが絶対」とは思いません。お客さんは芝居を見に来ています。どんなに歌が上手でも、芝居が間違っていたり、脚本が良くなかったりすると面白くない作品になります。結局は、芝居が大事なのです。
近年はミュージカルがはやっていると感じます。「レ・ミゼラブル」の映画化やディズニー映画「アナと雪の女王」の人気の影響でしょうか。
同時に、エンターテインメントに各ジャンルの垣根が...