便数維持し座席増 鳥取、米子-東京便 機材を大型化 第1便は午前7時台に ANA夏ダイヤ

 全日本空輸は24日、羽田-鳥取、米子両便の夏ダイヤ(3月31日~10月26日)を発表した。鳥取便は羽田発着枠政策コンテスト枠も含めた1日5便、米子便は同6便。ともに現在の便数を維持しつつ、機材の大型化により鳥取便は昨夏ダイヤより計2万席、米子便は計2万3千席増加する。同社山陰支店の松本有司支店長が県庁を訪れ、平井伸治知事に報告した。

 鳥取便の運行計画に「数十年ぶり」(松本支店長)にB767(270席)を盛り込み、期間中の座席数はコロナ禍前の2019年夏ダイヤ比で6%増となる。米子便には5年ぶりにB787(240席)を投入。座席数はコロナ禍前と同水準とする。鳥取、米子、羽田発の第1便は、いずれも午前6時台から7時台に変更し、利便性を向上させる。

 松本支店長は「交流・関係人口拡大に貢献できる体制となった」と述べ、平井知事は地元の要望をくみ取ったダイヤに謝意を示して「搭乗率向上に向けて取り組む」と約束した。

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